ルイス゜バラガン
2009年 12月 19日
人は自分の隠れる所、閉じこもる場所、孤独になれる場所を持っていなければなりません。
ここにはかつて見晴らしのよい大きな窓があったのですが、数ヵ月後、私の邪魔をするということに気付き、塞いでしまったのです。
――メキシコを代表する建築家 ルイス・バラカンの展覧会が ワタリウムでやってます。
光も 時として悪く作用する感覚を 忘れないでいたいと思った。
単純に窓はここで 庭は バーンとあって・・・ みたいな みんなほぼ同じ作りの家が建っていた時代があって
それってそんなに考えたことがなかったのに この展覧会を観ると 逆にそっちの家々の方が不思議に思えてきてしまって
例えば桂離宮とか そういうのは勿論別物だけど
でも住む家が どれだけその人に与える影響が強いか
そこまで考えたことない状態は 危険さえ感じた。
視覚からの理想だけじゃなく 精神面からの理想を とても見つめている建築なんだと思った。
食事や 音楽、身体を動かすことでも 精神面への影響について触れたものに惹かれるけど 家もその中の一つで 精神状態に大きな影響を灯す力をもっていると思った。
‘なにかがおかしい’って思える 感覚は 私の心の場合健康的な状態なんだと思える。
その感覚にもっと自信を持ちたい。
[ルイス。バラガン邸をたずねる]
ワタリウム美術館にて
2010年1月24日(日)まで。
ここにはかつて見晴らしのよい大きな窓があったのですが、数ヵ月後、私の邪魔をするということに気付き、塞いでしまったのです。
――メキシコを代表する建築家 ルイス・バラカンの展覧会が ワタリウムでやってます。
光も 時として悪く作用する感覚を 忘れないでいたいと思った。
単純に窓はここで 庭は バーンとあって・・・ みたいな みんなほぼ同じ作りの家が建っていた時代があって
それってそんなに考えたことがなかったのに この展覧会を観ると 逆にそっちの家々の方が不思議に思えてきてしまって
例えば桂離宮とか そういうのは勿論別物だけど
でも住む家が どれだけその人に与える影響が強いか
そこまで考えたことない状態は 危険さえ感じた。
視覚からの理想だけじゃなく 精神面からの理想を とても見つめている建築なんだと思った。
食事や 音楽、身体を動かすことでも 精神面への影響について触れたものに惹かれるけど 家もその中の一つで 精神状態に大きな影響を灯す力をもっていると思った。
‘なにかがおかしい’って思える 感覚は 私の心の場合健康的な状態なんだと思える。
その感覚にもっと自信を持ちたい。
[ルイス。バラガン邸をたずねる]
ワタリウム美術館にて
2010年1月24日(日)まで。
by fini_yusa_nori | 2009-12-19 23:45