vol.1 秘密の花園
2010年 06月 04日
時々 なんにも囚われないような
誰も知らない 自分しかいない空間が恋しくなる
例えばそれは
一人海外旅行へいくとかで
実現するけど
あの欲求の正体は きっと永遠に透明のままだ
1人を潜っていきたくなる
それを手助けするかのような
音や詩
絵に 惹かれる
もっと 自分を追いかけたくなる
大切な時間
見失いたくない
心の音
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川村美術館は
本当に素晴らしかった。
貸し切り送迎バスだったところから
幻の扉は開かれていたような
ただでさえ 寝不足状態で 向かった私には
未だに この世の出来事だったのか疑わしいほど
階段をおりるとき
北村薫さんの スキップの表紙のような 自分が見えた。
わたしはあの場所で
作品を追うごとに
自分を追いかけていたのかもしれない
サラリとマグリットの絵もあったり
動く絵画のような 窓があったり
貸切状態だったのが
なおのこと トリップ
一歩外へ出ると 自然が優しくて
また 芝生には 私とモニュメントだけで
空がとっても広かった
久しぶりだ
こっちに住んでいて こんな経験は初めてかも
なんにもない自分になれた
ミュージアムショップにあったCD
『MUSIC OF SURREALISM』
なぜ
わたしの知らないところで
いつから存在していたのでしょう。
マグリットのジャケットって。。
勿論 一緒にお家に帰りました。
そうして 囚われていた 透明な糸が
スルスルスル〜 と
流れていって
自然に助けられた。
執着なんかしない
自然は まっすぐなエネルギーで存在している。
あの偉大なエネルギーをチャージ出来て
また一つ クリアになった。
なにかしら 御褒美は存在する。
にしては 贅沢な一日の贈り物だった。
より自分であるために
自然は 心のごはん。
またまた とっておきの秘密の花園を
見つけていきたいです。
by fini_yusa_nori | 2010-06-04 10:58